R2000シリーズ
充分注意して取付られたロータリージョイントでも、流体の種類や状態及び運転条件等により寿命も一様ではありませんが、保守の良し悪しによって相当の差を生じるものです。また途中、自然劣化や経年使用による磨耗部品等を適当な時期に新品と交換することにより、常にジョイントを新品同様の状態で快適に使用することも可能です。
R2200シリーズはシールドボールベアリングを使用しておりますので、給脂の必要はありません。
またR2300シリーズとR2400シリーズはセミカスタムメカニカルシールを採用しています。またAタイプはシールドボールベアリングを使用しており、通常は給脂の必要はありません。同シリーズでは、ハウジングに4ヶ所の ピープホールを設け、万が一流体漏れを起こしてもボールベアリングを保護するため、強制的に外部に流出させる構造になっています。
但し、高温用モデルについては使用頻度や条件により異なりますが、月1回を目安として純正部品の高温用グリースを給脂されることをお勧めいたします。
また回転止めは原則として不要ですが、もしも設ける場合はハウジングに回転を止める以外の拘束を与えないようご注意ください。
温度センサーまたは圧力センサー、インジケーター等の取付孔が必要な場合はその旨ご指定ください。
ロータリージョイントの故障の場合の多くはシール部よりの流体漏れでありますが、この現象は本体検査孔より流体が流出することにより発見できます。流体漏れを生じたまま使用を続けますと、ベアリグの故障を招き回転不能となることがありますので、早期修理、又は新品と交換をしなければなりません。
以上のような故障の多くは簡単な修理や部品の交換で再び新品同様に使用することが出来ますので、内部部品を破損する前に早目に当社営業にお申し出ください。オーバーホール等の処置を当社サービス工場で行います。
以下に保守および故障原因を列挙致しますので参考にしてください。
日常心掛けるべき保守については、大体次のとおりです。
R2200シリーズはシールドボールベアリングを使用しておりますので、給脂の必要はありません。
またR2300シリーズとR2400シリーズはセミカスタムメカニカルシールを採用しています。またAタイプはシールドボールベアリングを使用しており、通常は給脂の必要はありません。同シリーズでは、ハウジングに4ヶ所の ピープホールを設け、万が一流体漏れを起こしてもボールベアリングを保護するため、強制的に外部に流出させる構造になっています。
但し、高温用モデルについては使用頻度や条件により異なりますが、月1回を目安として純正部品の高温用グリースを給脂されることをお勧めいたします。
また回転止めは原則として不要ですが、もしも設ける場合はハウジングに回転を止める以外の拘束を与えないようご注意ください。
温度センサーまたは圧力センサー、インジケーター等の取付孔が必要な場合はその旨ご指定ください。
ロータリージョイントの故障の場合の多くはシール部よりの流体漏れでありますが、この現象は本体検査孔より流体が流出することにより発見できます。流体漏れを生じたまま使用を続けますと、ベアリグの故障を招き回転不能となることがありますので、早期修理、又は新品と交換をしなければなりません。
以上のような故障の多くは簡単な修理や部品の交換で再び新品同様に使用することが出来ますので、内部部品を破損する前に早目に当社営業にお申し出ください。オーバーホール等の処置を当社サービス工場で行います。
以下に保守および故障原因を列挙致しますので参考にしてください。
日常心掛けるべき保守については、大体次のとおりです。
1) | 運転を中止したまま長い期間放置しないでください。錆の発生等により、よくない結果を招きます。 |
2) | 芯振れを生じたまま運転を続けないでください。 |
3) | 補修部分や油脂類は、必ず弊社純正部品を使用してください。 |
4) | 万一、故障が発生した場合は速やかに予備品と交換し修理を行ってください。内部部品の破損が少なくてすみます。 |
又、故障原因については、大体次のようなことが考えられます。
1) | 摺動部またはベアリング部の自然磨耗 |
2) | ジョイント本体の不当拘束 イ)取付位置がシャフトと同芯でない。 A) 取付機械のロータリーシャフトの端面が軸に対して直角でない。 B) はめ合い部(いんろう)が正確でない。 C) 取付機械の取付ネジの芯が出ていない。 D) ねじ込み方が正しくない。 E) フランジ取付の場合、ガスケットの締め方が平均していない。取付後必ず低速回転させ芯振れ状況を確認する。 ロ)ジョイントから先の配管が適当でない。 A) 鋼管で配管してある。 B) フレキシビリティのよくないフレキシブルホースを使用している。 C) フレキシブルホースの長さが適当でない。 D) フレキシブルホースの曲げの方向が適当でない。 E) 弁、トラップ等の重量が直接ジョイントにかかっている。 ハ)インターナルパイプが適当でない。 A) インターナルパイプの重量が重く頭部ネジだけで片持となっている。 B) インターナルパイプ受けはあるが偏芯している。 C) インターナルパイプ回転の場合これに偏芯がある。 |
3) | 機種選定の誤り イ)サイズ(口径)が小さすぎる。(特に複式の場合注意) ロ)使用温度が高すぎる。 ハ)使用圧力が高すぎる。 二)回転数が高すぎる。 ホ)使用流体の種類が違う。 |
4) | 通過流体の流動の異状 イ)流体内に異物が混入している。あるいは不適当な溶剤が析出する。 ロ)配管の設計が適当でない。 ハ)ポンプ等が適当でない。 |
5) | その他 |