3000シリーズ
充分注意して取付られたロータリージョイントでも、流体の種類及び運転条件等により寿命も一様ではなく、保守の良し悪しによって相当の差を生じるものです。また途中、自然磨耗部品等を適当な時期に新品と交換することによって、常にロータリージョイントを新品同様の状態で快適に使用することも可能でとなります。
本器は、高気密性特殊カーボンベアリングを使用しておりますので、給脂の必要はありません。
故障の原因の多くはシール部よりの流体漏れでありますが、この現象はロータリーシャフトとカーボンベアリングの間より流体が流出することにより発見できます。流体漏れを生じたまま使用を続けますと、ベアリグの故障を招き回転不能となることがありますので、早期修理、又は新品と交換してください。
以上のような故障の多くは簡単な修理や部品の交換で再び新品同様に使用することが出来ますので、内部部品を破損する前に早目に処置を行ってください。
以下に保守および故障原因を列挙致しますので参考にしてください。
日常心掛けるべき保守については、大体次のとおりです。
本器は、高気密性特殊カーボンベアリングを使用しておりますので、給脂の必要はありません。
故障の原因の多くはシール部よりの流体漏れでありますが、この現象はロータリーシャフトとカーボンベアリングの間より流体が流出することにより発見できます。流体漏れを生じたまま使用を続けますと、ベアリグの故障を招き回転不能となることがありますので、早期修理、又は新品と交換してください。
以上のような故障の多くは簡単な修理や部品の交換で再び新品同様に使用することが出来ますので、内部部品を破損する前に早目に処置を行ってください。
以下に保守および故障原因を列挙致しますので参考にしてください。
日常心掛けるべき保守については、大体次のとおりです。
1) | 運転を中止したまま長い期間放置しないでください。錆の発生等により、よくない結果を招きます。 |
2) | 芯振れを生じたまま運転を続けないでください。 |
3) | 定期的にプラグをはずし漏洩を確認してください。 |
4) | 補修部分は、必ず弊社純正部品を使用してください。 |
5) | 万一、故障が発生した場合は速やかに修理を行ってください。内部部品の破損が少なくてすみます。 |
6) | いかなる目的でもシール部に注脂することはさけてください。 |
又、故障原因については、大体次のようなことが考えられます。
1) | 摺動部またはベアリング部の自然磨耗 |
2) | ジョイント本体の不当拘束 イ)取付位置がシャフトと同芯でない。 A) 取付機械のロータリーシャフトの端面が軸に対して直角でない。 B) はめ合い部(いんろう)が正確でない。 C) 取付機械の取付ネジの芯が出ていない。 D) ねじ込み方が正しくない。 E) フランジ取付の場合、ガスケットの締め方が平均していない。取付後必ず低速回転させ芯振れ状況を確認する。ロ)ジョイントから先の配管が適当でない。 A) 鋼管で配管してある。 B) フレキシビリティのよくないフレキシブルホースを使用している。 C) フレキシブルホースの長さが適当でない。 D) フレキシブルホースの曲げの方向が適当でない。 E) 弁、トラップ等の重量が直接ジョイントにかかっている。 ハ)インターナルパイプが適当でない。 A) インターナルパイプ、サイホンホースの重量が重く頭部ネジだけで片持となっている。 B) インターナルパイプ受けはあるが偏芯している。 |
3) | 機種選定の誤り イ)寸法が小さすぎる。(特に複式の場合注意) ロ)使用温度が高すぎる。 ハ)使用圧力が高すぎる。 二)回転数が高すぎる。 ホ)使用流体の種類が違う。 |
4) | 通過流体の流動の異状 イ)流体内に異物が混入している。あるいは不適当な溶剤が析出する。 ロ)配管の設計が適当でない。 ハ)ポンプ等が適当でない。 |
5) | その他 |